はじめに
突然ですが、カメラマンの皆さんに質問です。
桜の時期って焦りませんか?
桜がまともに満開で見れる時間はわずか1週間程度。
一般的な会社に勤める人であれば土日休みの人が多いはずです。
そうなると撮影に使える時間はかなり限られてくるはずです。
私とて例外ではありません。
今年も限られた時間の中で少しでも桜を撮影できる場所を、それはもう駆け回りました。
その中で訪れたのが今回ご紹介する京都を代表する桜スポット「伏見十石舟(ふしみじゅっこくぶね)」です。
港町として栄えた伏見の水路脇にはたくさんの桜の木が植わっています。
散った桜の花びらが絨毯のように敷き詰められた水路を古き良き遊覧船、つまり十石舟が行く姿はそれはまあ風流なものです。
今回はそんな伏見十石舟の魅力と撮影スポットとしての情報をお届けしていきたいと思います。
基本情報
まずはいつも通り基本情報からまいりましょう
公式HPは下記になります↓
さて、それでは伏見十石舟の感想を…と生きたいところですが、この伏見十石舟については完全にエアプです笑
撮影こそしましたが、船に乗るどころか、実際に船が動くところすら見ておりません。。。
営業が終了した夕方から撮影に行ったものですから…。
ただ、調べてみると大変魅力的だったので内容をご紹介します。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉を見ながら遊覧することができます。(冬は営業期間外)
まあ正直これだけで大満足な気がするのですが、伏見十石舟にはもう一つコンテンツがあります。
船は、ただ水路を巡回するだけでなく、閘門(こうもん)というところで一度休憩を取ります。
「この紋所(もんどころ)が目に入らぬか!!」というセリフが頭に浮かんでしまったあなたは残念ながら私と同レベルです。
この閘門はいわば水のエレベーターです。
伏見十石舟のルートには宇治川と濠川と呼ばれる二つの川がまじりあうポイントが存在します。
現在は違いますが、伏見が港町として栄えた明治時代ごろにはこの2つの川は高さが違うため、そのまま舟で通ることができませんでした。
なので、二つの川の高さを下の図のようにして調節して、行き来していたというのです。
なんだか船がおいしそうですが、あまり気にしないでください。
昔、京都伏見は舟の交易で栄えた港町でしたから、それは多くの舟がこの水上エレベーターを使ったのでしょうね。。。
しかし、ここまで話しておいて何なのですが、この閘門は現在は残念ながら動いていないとのことです。宇治川の上流の天ケ瀬ダムが完成したことで、宇治川の水位が減り、濠川との間に水位差がなくなったためだとか。。。
いやぁ、ぜひ現役の閘門に乗ってのんびり宇治川へと旅立ちたかったものです。
伏見十石舟で撮影できる写真
さて、エアプな伏見十石舟の紹介が終わったところで、肝心なお写真の時間です。
それはもう桜の季節ですからね。シャッターを切るたび名作が…
って3枚しかないんかいっ!!!
…ていう突込みが飛んできそうですね…。
すみません、夕方から夜に訪れたのであまりたくさん撮影ができませんでした。
特に最初の写真なんかはぜひ真ん中に船を置きたかったですね。。。
(待てど暮らせど舟は来なかった。。。そりゃそうです、営業終了してますから…w)
2,3枚目は完全に日が落ちてから長時間露光で撮影したものです。
わずかながら川の動きで上下する舟を捉えるのは大変難しゅうござんした…!
伏見十石船の見所・撮りどころ
伏見であい橋
伏見十石舟の乗り場からは離れますが、中書島駅を北西に進んでいくと、伏見であい橋という橋にたどり着きます。
この橋も三叉路になっていて面白いのですが、それ以上にここまでくる道中の桜の絨毯がまあすごいです。。。
「撮影できる写真」のところでもご紹介しましたが、川面が見えなくなるほどに桜の花びらが敷き詰められます。
伏見十石舟乗り場
上の2枚は乗り場付近で撮影したものです。
夜になり、十石舟の営業が終わると舟が乗り場付近に停泊します。
するとそれを合図にたくさんのカメラを持ったハンターが三脚を携えて現れます…。
私が撮影に行った日は桜のシーズンということもあって大賑わい。
見渡しただけでも20人はいましたね…。
お互い川に突き落とさないように注意しましょうね。。。
伏見夢百衆
最後になりますが、もう一つ私がこのブログを書きながら気になった施設をまたもエアプでご紹介したいと思います。
ここまで触れていませんでしたが、伏見には日本酒で有名なあの月桂冠本社があります。
日本酒に関する施設がないわけがありません。。。
その名も、「伏見夢百衆」
もう名前だけで破壊力があるこのお店ですが、なんと、
・利き酒セット
・お酒を仕込むときに使用した水を用いた水出しコーヒー
を楽しむことができます…!
私個人としてはお酒は大好きですが猛烈に弱いので、二つ目よりも一つ目が気になります。
いったいどんな味がするんでしょうね…?
今度行ってレポートしてきます!
ほかにも酒まんじゅうや酒粕フィナンシェなんかをお土産として購入することもできるそうです。
優雅に十石舟の遊覧を楽しんだ後に買って帰りたいところですね…!
もちろん自分用に🤢
最後に
ということで今回は京都市伏見区にある伏見十石舟とその周りの撮影スポット、おすすめスポットをご紹介してきました。
今回は撮影があまりできていないということでなんだか観光ブログのようになってしまいました。(いつもか…🤦♂️)
ただ、やはり桜の絨毯は圧巻でした。見たことない方にはぜひご覧いただきたい景色です…!
興味がわいた方はぜひ次の桜シーズンにカメラをもってお出かけください!
それでは今日はこの辺で!
現在技術系の職員として会社員勤務する傍ら趣味のカメラをもう少し発展させたいと思って奮闘中。
今日もカメラと生きちゃった。と思えるくらいカメラとの時間をどんどん増やしていきたいと思っています。
フォトスポット情報や商品レビュー情報、カメラの知識を通じて皆さんのお役に立てる情報を発信していきます。
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