はじめに
皆さんこんにちは。この記事を書いているのは年末年始の長期休暇中になります。
学生時代は何もせず長期休暇をだらだらと過ごすのが楽しかったのですが、最近は将来への不安でこういう時こそ動かねばとなんだかそわそわしてしまいます。
さて、そういうつながりの話になりますが、社会人になると毎日仕事で、家に帰っても仕事モードが取れず、なんだか落ち着かないという人も多いのではないでしょうか?
私はそんな時にリセットできる場所として最近は寺を利用させていただいています。
寺というと小学生の時の修学旅行や家族旅行で訪れた思い出の人や、紅葉スポットとして訪れる場所という認識の人もいるかもしれません。
しかし、今この年齢になって訪れてみると、人間社会から隔絶されていて、心を落ち着くのに最高の場所だと感じるのです。
そんなわけで、今回は京都にある小さなお寺、正寿院をご紹介します。
京都といっても京都市の中心ではなく、宇治田原という京都府の南に位置する自然豊かな場所になります。
フォトスポットとしての活躍はもちろんのこと、皆さんの日頃の疲れをいやしてくれること間違いなしです!
正寿院の基本情報
それでは正寿院の基本情報から確認していきましょう。
正寿院は先述の通り京都の山の中にあります。結構きつい山道を登っていかなければならないので、大きな車では行かないことをお勧めします。
駐車場は5,6台程度ですがあります。協力金として300円かかりますので、ご了承ください。
交通機関で行くのも不可能ではないようですが、結構大変なようです。
どうしてもマイカーで行くことができない方は下記を参考にバスで行ってみてください。
そして、正寿院は本殿と客殿に分かれております。それぞれに主に何があるかと申しますと、
本殿…風鈴祭りの会場(期間限定)
客殿…天井絵、猪目窓(ハートの窓)
のようになっております。
本殿風鈴以外何もないじゃないか!!と思われるかもしれませんが、肝心なお寺がもちろんあります。
(あまり仏教は詳しくないのでわかりませんが、あの東大寺の金剛力士像を作った快慶さんの作品があるそうですよ。)
まずは本殿で受付を済ませてからでないと客殿には行けませんので、順番を守りましょう。
さいごに、正寿院は風鈴まつりでも有名なお寺でして、別名「風鈴寺」ともいわれています。
開催期間は6/1-9/18と3か月以上開催してくれる太っ腹です。
と言いつつ今回私は開催期間外に行ってしまったので写真はありません…。
また、風鈴祭り開催期間に参加できたらアップデートしていきたいと思います。
正寿院で撮影できる写真
それでは続いて正寿院で撮影できる写真たちをご紹介します。主に写真映えするのは客殿の方になります。
正寿院の見どころ
ではここからはいくつか正寿院の見どころをご紹介したいと思います。
おせんべいと叶紐【本殿】
受付を済ませるとせんべいと叶紐というものをいただくことができます。
叶紐は地蔵堂という右の絵のようなところに願掛けをして結び付けます。
皆さんのいろいろな色の願いが折り重なって、美しい見た目になっていますね。
せんべいの方はかわいいデザインで味もよいです。結構堅めのせんべいでした。
日常生活から隔離してくれる大自然【本殿】
正寿院がある京都の南の方はかなり山で自然が豊かです。車の音などはほとんどせず、自然の音のみが聞こえます。
特に鳥のさえずりが聞こえてくると非常に癒されます。
人が少ないときであれば、ぜひ本殿の縁側に腰かけてボーっとしてみてください。
一瞬何かを忘れて幸せな気持ちになれます。
風鈴祭り【本殿】
すみません…、開催期間外でしたので、また開催中に訪れたら記事をアップデートします。
天井絵と猪目窓【客殿】
こちらは正寿院で一番有名なものかもしれませんね。本殿を参拝したのちに客殿に行くことができますが、部屋に入ってまず飛び込んでくるのは猪目窓です。
ハートの形をした小窓ですね。
なぜ「猪目」というのか、ですが、字のごとくイノシシの目の形をしているからだそうです。。。
…そうか?といいたいのはきっと私だけではないはずですが、猪目模様という模様自体は古くからあり、ハートの形と同じだそうです。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色をのぞかせてくれます。
また、太陽が出ている晴れの日はハート型の影が室内に現れます。
これもまた大変美しいです。
そして、ふと上を見上げると飛び込んでくるのが美しい天井絵です。
花柄や文字、舞妓さんの絵など、多種多様な絵柄が広がります。
畳に寝転んでゆっくり絵柄を眺めることが可能ですので、皆さんもくつろぎながらゆっくり眺めてみてください。
さいごに
今回は、京都の南にある小さなお寺、正寿院を取り上げてきました。
大自然に囲まれて普段の生活を忘れてゆっくりしつつ、猪目窓や天井絵などの美しい作品に触れることができます。
周辺には宇治市もありますので、平等院のついでや、宇治茶や宇治茶スイーツを楽しむついでに行ってみるのもいいかもしれません。
もちろんメインでも。
それでは今日はこの辺で。
現在技術系の職員として会社員勤務する傍ら趣味のカメラをもう少し発展させたいと思って奮闘中。
今日もカメラと生きちゃった。と思えるくらいカメラとの時間をどんどん増やしていきたいと思っています。
フォトスポット情報や商品レビュー情報、カメラの知識を通じて皆さんのお役に立てる情報を発信していきます。
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