【重い…めんどくさい…からの解放】カメラライトユーザー向けの持ち運び最適解!

カメラ

はじめに

最近癒しを求めて就寝前にキャンドルをたくようにしています。ゆらゆら揺れる炎を見ながらゆっくり心も落ち着けて眠りにつきたい…、という魂胆だったのですが、窓を開けていても案外無風なものですね。。。直立不動でゆらゆら揺れる素振りなんて全くありません。

突然ですが、カメラを続けているとこんな悩みが出てきませんか?

・カメラが重くて首や肩がつかれる…
・三脚が大きくて持ち歩くのが面倒くさい…
・カバンのベルトとカメラストラップが絡まってうっとうしい…

コンデジやAPS-Cの軽~いレンズを使っていれば1kgにも満たないかもしれませんが、フルサイズでそれなりのレンズを使っていると1.5kgや2kgを超えてくるものも少なくありません。
それを首にかけているだけでしんどいのに、さらにカバンのひもと絡まってうっとうしい。。。
しかも夜景や星、滝を撮影しようと思ったら三脚は必須だけど、旅行の荷物がただでさえでかいのに、もう持ちきれない…。


あぁ、もう何とかならんのかい!!

となっているそこのあなた。私もその一人でした。

がっつりとカメラ目的でカメラバッグなどを持って出かける人は良いと思うのですが、多くの方がデートや旅行の思い出にちょっと良いカメラを…という感じなのではないでしょうか。

そんな悩みを解決する一番よいであろう組み合わせにたどり着きましたのでご紹介します。
結論から言うと、

①Manfrotto / PIXI EVO
②Peak Design / Capture
③Neweer / クイックリリースクランプ

の組み合わせです。


①は言わずもがなですが、トラベル三脚よりも小さいミニ三脚を用意すれば荷物が減ります。
おすすめはManfrottoのPIXI EVOです。

Manfrotto / PIXI EVO

そして②Peak Design / Captureがキーアイテムで、バッグのベルトなどに装着でき、カメラを容易に着脱できる装置です。
これでベルトでがんじがらめになることなく、スマートにカメラを携帯できます。

Peak Dsign / Capture

最後の③Neweer クイックリリースクランプは①と②の両立をさせるためのものです。

Neweer / quick release clump

Captureは専用のプレートを取り付ける必要があるため、三脚にくっつけるときはプレートをいちいち外す必要が出しまいます。しかし、クイックリリースクランプがあれば、②のCaptureを付けたまま三脚にもすぐに取り付けができるようになります。

それではここからはそれぞれについて詳細をお話していこうと思います。

①でっかい三脚が邪魔問題

まずは三脚問題です。三脚を小さくしたいと考えて多くの人がミニ三脚にたどり着くかと思います。
しかし、これらにも多くの選択肢があり、かなり迷ってしまうのが現状です。

僕が購入するときにはこんな判断基準で考えておりました。

・耐荷重が2kg以上
・縦撮りが可能
・価格5000円以下
・肩掛けカバンに入る程度の大きさ

耐荷重というのは取り付けるカメラの重さ制限のことです。
私がいつも使用しているEOS RP+マウントアダプター+広角レンズ
ですと重量が1.7kgほど行きます。ですから、耐荷重2kgは必須でした。
それでいて、インスタを意識して縦撮りをよくしますので、これまた外せない。。。
さらには1万も2万も出す覚悟はない。。。
それでもって小さい鞄にもすっと入ってくれるくらいの大きさの…。

ってもうこんなわがままかなえてくれるものがあるわけないだろおおお!
っとどっかの誰かに怒られそうですが、唯一手を差し伸べてくれた三脚がありました。あ、脚か。いやどっちでもいいですけど。

それが冒頭から紹介しているManfrotto PIXI EVOなのです

カメラ装着状態のPIXI EVO

要求条件に対しては下記の通りしっかり満足してくれています。

・耐荷重が2.5kg
・縦撮りが可能
・価格
4000
・収納時の全長が23cm

しかもイタリアの会社ということもあってかなりスタイリッシュ。

十分これだけでキャラが立っている気はするのですが
、いくつかポイントを紹介したいと思います。

【○】取り付けはダイヤルを回して簡単装着
PIXI EVOはダイヤルを回して本体に取り付ける仕組みになっています。一般的な三脚の取り付け方法と同じかと思います。


【○】ボール雲台が非常に楽ちん
ねじ部を回して雲台の回転部を固定する仕組みになっています。重いカメラだとしっかり固定したいことがあるかと思いますが、締め付けの強さを調節できるのはよいポイントです。

加えて、雲台の可動域に1か所だけ溝になっているところがありますので、そこに入れれば縦撮りも可能です。

Instagramの写真は縦が基本のため、個人的には大変助かっています。

ただし、溝が1か所しかないため、それ以外のポイントで縦撮りができません。そんなん三脚回せばいいんじゃないの~?と思われるかもしれませんが、脚の位置との関係上、設置に困ることがたまーにあるのです…。(壁に足が当たっておきたい位置におけない、等。)


【○】脚は5段階で伸縮可能。しかも開脚幅も2段階調整可。
脚も伸縮可能になっています。耐荷重2.5kgとはいえ、重さに耐え替えかねてこけてしまうこともあります。
そんな時、脚を伸ばすことでバランスをとることができます。

しかも、この脚は5段階で伸縮させることができるため、ある程度の傾き補正をこれで行うことも可能です。

また、開脚幅も2段階で調整可能なため、さらにしっかり安定させたいときや、ローアングルで撮影を行いたいときは開脚調整スイッチを切り替えることで深さを変えられます。

【×】製品の当たり外れが大きい
反対にこの商品の気になるところとしては、製品の当たり外れが大きいことが挙げられます。
生産自体は中国で行われており、日本ほど品質管理がなされていないのか、物によってはいきなり破損というレビューもあります。
私が購入したものについても友人が購入した全く同じ商品と比較して脚の伸縮部のがたつきが少し大きいかな?と感じております。
(撮影に影響ありませんので気にしていませんが。。。)


購入の際はそこだけは覚悟する必要があるかなと思います。

②カメラが重い・かさばる問題

続いてカメラが重い、ストラップがほかのベルト類とかさばる問題です。

これを解消してくれるのがPeak Designという会社のCaptureという商品です。

この商品は、カメラをカバンやベルトにくっつけて簡単に着脱できるようにする製です。


使用イメージは下のようになります。

Captureは受け側とカメラ側の2つに分かれています。

・受け側
受け側はベルトやカバンのひもにくっついてカメラを支えてくれるものです。
図のようにダイヤルを回すことで完全に外すことも、片方だけ外すことも可能です。

・カメラ側(プレート)
こちらは、カメラに装着して受け側との接続を担当してくれます。付属の六角レンチで取り付けるだけです。

外すときはこのボタンを押すことで外れるようになります

これによりカバンのベルトとカメラのストラップがかさばることからも解放されますし、カバンにカメラがくっついてくれるため、首や肩に重点的に荷重がかかることもないので、疲れがだいぶましになります。
加えてカバンにいちいちしまう必要もないので、いつでもすぐにカメラをか構えることができます。

③ ①と②により発生する問題

ここまでミニ三脚のPIXI EVOとカメラの持ち運び自体を楽にしてくれるCaptureを紹介してきましたが、ここで一つ問題が発生します。

それは、Captureのアダプターを付けてしまうとPIXI EVOとくっつかなくなってしまうということです。


せっかくカメラの着脱を楽にするためにCaptureを導入したのに三脚を使うためにいちいちプレートを外していたのでは意味がありません笑

そこで登場するのがこのNeweerのクイックリリースクランプです。

こちらはねじを回して装着する部品を通称アルカスイス規格と呼ばれる構造に変換してくれます。
言葉を聞きなれないとピンと来ないかもしれませんが、図のようにハの字型のプレートをクランプが挟み込むことで固定する機構です。

アルカスイス規格

それでは実際に装着してみます。
クイックリリースクランプの下側はねじ構造になっており、こことPIXI EVOをしっかりと接続します。

そして、クイックリリースクランプでCaptureのカメラ側のプレートを挟み込みます。

これにより、最初に説明したPIXI EVOとカメラがくっつかない問題を解決できたわけです。
いちいちCaptureを外さずとも三脚にすぐに装着できます。これはPIXI EVOに限らずほかの三脚にも使用可能です。

アルカスイス機構にも大きさがいくつかありますが、Captureに合わせた場合、Neweerのクイックリリースクランプは38mmが適切になります。

さいごに

今回はカメラ機材の持ち運びを楽にしてくれるアイテムの紹介でした。

それぞれのアイテムに関するレビュー記事は多くありますが、それらをどう組み合わせて便利にするかという記事がなかったので今回のような記事を書きました。

カメラを持って出かけるのは本当に楽しいのですが、なかなか専用機材をいっぱい持って出かけられる機会は多くなく、大体の場合がデートや旅行のついでに写真を撮ります。

その時に重い機材を持つのはそれだけでストレスですし、事実私がそれで困っていたため、私なりの解決策をご紹介させていただきました。

参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

おぱんだぱんださん

現在技術系の職員として会社員勤務する傍ら趣味のカメラをもう少し発展させたいと思って奮闘中。 今日もカメラと生きちゃった。と思えるくらいカメラとの時間をどんどん増やしていきたいと思っています。 フォトスポット情報や商品レビュー情報、カメラの知識を通じて皆さんのお役に立てる情報を発信していきます。 ↓↓↓Instagramで撮った写真上げています。

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