【フォトスポット019】流れても復活する不屈の橋…?京都上津屋橋で撮影!

フォトスポット

はじめに

皆さんこんにちは。

最近こたつを購入したのですが、家のリビングルームにソファを置いていたので、ソファに座りながら入ることができるよう、少し足が長めの机を購入しました

しかし、微妙に高さが足りず足が引っかかる毎日。しかも多分こたつは関係ないですが、電気代が爆上がり。。。こたつのせいではないけれどなんだかもやもやしてコタツムリになっている筆者です。
(結局こたつは入るんかい)

これまで京都のフォトスポットをいくつかご紹介してきましたが、どれもメジャースポットではなく市内から離れた場所にあるマイナースポットばかりでした。

清水寺や金閣寺もいいですが、その陰に隠れていいマイナースポットがかすんでしまうのはなんだか悲しいので、引き続き私はマイナースポットを紹介していこうと思います。
(私がマイナーと思っているだけでしたらすみません。。。)

そして、うまいカメラマンさんやインフルエンサーさんの目にこの記事が止まって、写真を撮ってもらい、人気になればうれしい限りです。

というわけで今回ご紹介するのは上津屋橋という橋です。
日本最大級の木造の橋でして、またの名を「流れ橋」といいます。

なぜ「流れ橋」というのか?ということについても含めて、本日は上津屋橋をご紹介していこうと思います。

上津屋橋の基本情報

それではいつも通り上津屋橋の基本情報からお話していこうと思います。

上津屋橋は京都の南に位置しています。公共交通機関では行きづらいかと思いますので、車で行くことをお勧めします。
無料駐車場があり、基本お金はかかりません。(橋にも入場料等はありません)

駐車場(15~20台程度は入ると思います)

駐車場から出て右側に歩いていき堤防を進んでいくと上津屋橋が現れます。

堤防の右手には茶畑が見えます。

このあたりは浜茶という抹茶で有名だそうで、その茶畑が上津屋橋とセットで日本の原風景として親しまれています。

ただ、個人的に、茶畑に関しては日よけのネットや鉄柱がむき出しのため、被写体向きではないなぁ…と感じました笑

上津屋橋で撮影できる写真

夕日の時間帯を狙って訪れましたが、期待通りとてもきれいでした。

木造のレトロな橋と光芒の組み合わせが、なんか懐かしいような切ないような、そんな雰囲気を出していました。それを表現できていたらいいなぁ…。

また、手すりがない橋ですから、人のシルエットがきれいに出ます。
(落ちないか、という怖さはもちろんありますが、、、)

上津屋橋の見どころ

それではここからは、上津屋橋の見どころをお伝えしていきたいと思います。

…といっても、橋しかありませんので、どこで写真を撮ったかという情報とこの橋の構造の面白さについて話していきたいと思います。

橋の下は一部歩くことが可能

上津屋橋は木津川という大きな川の上にかかっている橋ですが、実は橋の真下すべてに川が流れているわけではありません。

砂地になっている部分が結構あります。
橋を下から撮影するにはうってつけですよね…!

橋の入り口に向かって右側に脇道がありますので、ここから降りていくことができます。

降りるとこんな感じです。さらに進むと川までたどり着くことができます。

わき道から橋の下に降りるとこんな感じ
さらに奥に進むと木津川に到着

特に夕方の時間帯は光芒を橋の脚からのぞかせるときれいな写真がたくさん撮れます。
人のシルエットを入れてみるのも面白いですね…!

ぜひいろんな場所で撮影してみてください。

太陽を橋の足に重ねると光芒がきれいに出ます。
人のシルエットを入れるのも面白いです。
「流れ橋」とは…?

続いて、流れ橋という別名についてです。

一言でいうと、洪水時にあえて橋げたが流されることで、橋全体の崩落を防いでいる、というものです。

普段は流量が少ない木津川ですが、台風などの大雨の影響で大幅に増水することがあります。

この時、上記の写真からは想像もつかないほど水かさが増し、上津屋橋も飲み込まれてしまいます。

しかし、上津屋橋の橋桁は支柱に固定されていないため、そのまま流されて行きます。
もちろん海まで流れてしまっては困るので、橋げたと支柱は写真のようなワイヤーで固定されています。

そして、洪水が収まったころに落ちた橋を元に戻す、という感じになります。

頭がいいですね。。。

橋桁は支柱にワイヤーで固定されている
建造から70年近く。年季が入っている個所も。。。

実は流れ橋は時代劇の舞台としても頻繁に使用されています。

そのため、ずっと前からある橋に思われてしまいまいますが、意外と戦後に建てられたもののようです。

当時のお金がない中で工夫を凝らす必要があったのがよく伝わってきます。

これまで23回ほど流されているようですが、そのたびに復活してきたようです。

しかし、さすがに年季が入っている個所もちらほらみられました。

この綺麗な景観を守るためにも、ぜひ維持していっていただきたいところですね。

流れ橋(上津屋橋)|観光スポット|お茶の京都|京都府南部(山城地域)の観光情報
【おまけ】堤防の景色

最後に少しおまけ的に橋の近くの堤防をご紹介します。

これといって何があるわけではありませんが、夕暮れ時、多くの方が散歩されたリサイクリングをされたりしています。

夕日に照らされるそのシルエットは何とも言えなくきれいでした。

小さいころ遊んだ川辺を思い出しますね。。。
(僕の家の近くには川はなかったので想像ですが。)

ランニングする男性
犬の散歩をする男性
サイクリングをする男性

さいごに

今回は京都の八幡市にある流れ橋をご紹介してきました。

原風景を残す日本最大級の木造の橋は、自然とうまく付き合うための知恵と工夫が詰まった素敵な橋でした。

おそらく近隣住民でしょうが、多くの方が散歩やランニングをしておりました。
きれいな景色とほいっこりする風景を見に、多くの方が訪れるのでしょうね。

ただの橋、と思わず、「流れ」橋だけに時間がのんびりと流れる上津屋橋でほっこりしてみませんか?
そしてぜひ、いい写真を撮ってください。

それでは今日はこの辺で。

おぱんだぱんださん

現在技術系の職員として会社員勤務する傍ら趣味のカメラをもう少し発展させたいと思って奮闘中。 今日もカメラと生きちゃった。と思えるくらいカメラとの時間をどんどん増やしていきたいと思っています。 フォトスポット情報や商品レビュー情報、カメラの知識を通じて皆さんのお役に立てる情報を発信していきます。 ↓↓↓Instagramで撮った写真上げています。

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